【海老名市】景色もごちそう 丘の上の農家レストラン「yato.」で味わう一汁三菜の豚汁膳
海老名市望地の丘の上にある農家レストラン「yato.(ヤト)」をご存じでしょうか。

大きな窓の向こうに広がる里山の風景。目の前には畑や木々の緑が広がり、思わず深呼吸したくなるような景色が迎えてくれます。

2025年12月にオープンした「yato.」は、柑橘栽培を手掛ける鈴木農園が運営する農家レストラン。地元の食材を使った料理と、丘の上ならではの穏やかな時間を楽しめる場所として人気を集めています。今回は実際にランチタイムに伺ってきました。

思わず深呼吸したくなる丘の上のロケーション
お店があるのは海老名市望地。海老名駅から車で約10分ほどの場所ですが、到着すると街中とは違う穏やかな空気が流れています。木々に囲まれたアプローチを進むと現れるのは、大きな窓が印象的な平屋の建物。里山の風景に溶け込むように佇むその姿は、訪れる前から特別な時間を予感させてくれます。
窓の外に広がる里山の風景
店内へ入ると、まず目を引くのが大きな窓です。席に座ると、海老名の街並みや里山の風景が目の前に広がります。

この日はあいにくの曇り空でしたが、それでも窓の外を眺めているだけで不思議と心が落ち着きます。友人との会話を楽しむ方や、一人でゆっくり過ごす方など、それぞれが思い思いの時間を過ごしていました。どの席からも景色を楽しめるよう工夫された店内は開放感があり、時間がゆっくり流れているように感じられます。

主役は具だくさんの「農家の豚汁膳」
今回いただいたのは、一汁三菜の「農家の豚汁膳」。運ばれてきた瞬間、思わず「おいしそう」と声が出てしまうような、やさしい彩りの御膳です。御膳に添えられた小さなお花も印象的で、料理だけでなくおもてなしの心まで伝わってくるようでした。

豚汁にはたっぷりの野菜と豚肉が入り、一口飲むと野菜の甘みがじんわりと広がります。具材も大きめで食べ応えがあり、主役と呼びたくなるような一杯でした。

ご飯が進む生姜の香味佃煮も印象的で、シンプルだからこそ素材の美味しさを感じられます。派手さはありませんが、どこかほっとする味わいで、体にやさしく染み込んでいくようでした。

食後は季節を感じるスイーツも
この日は季節の甘味として桜餅をいただきました。訪れたのは2026年3月。ほんのり桜の香りが広がる桜餅が添えられ、季節の移ろいを感じられるひと品でした。窓の外の景色を眺めながら味わう甘味は、食後の余韻をさらに心地よいものにしてくれます。つい長居したくなってしまう居心地の良さも、このお店ならではです。

食事だけではなく「時間」を味わう場所
気が付くと食事を終えた後もしばらく景色を眺めていました。急いで食事を済ませる場所というよりは、景色や会話を楽しみながら、それぞれのペースで時間を味わう場所。そんな表現がぴったりかもしれません。

海老名には大型商業施設や便利なスポットがたくさんありますが、少し足を延ばすだけで、こんな穏やかな時間を過ごせる場所があることに驚かされました。窓の外に広がる景色と、体にやさしいごはん。そのどちらもが、この場所のごちそうなのかもしれません。
農家レストラン「yato.(ヤト)」はこちら↓






