【海老名市】「Fry to Fly Project」レンブラントホテル海老名で取り組むSDGs 使用済みの食用油が飛行機の燃料に
皆さんは「Fry to Fly Project」という言葉を耳にしたことがありますでしょうか。今回はレンブラントホテル海老名さんが参画している「Fry to Fly Project」についてご紹介いたします。レンブラントホテル海老名さんといえば、今までも「レンブラントホテル海老名のガラクタ市 お宝市」や食べ物を捨てない社会への取り組み「mottECOモッテコ」などSDGsに積極的取り組まれているホテルになります。
今回紹介する「Fry to Fly Project」。ポスターを見てみると使用済み油で…空を飛ぶ!?と書かれていますね。エビフライが飛行機のボディに、フォークやナイフの食具が飛行機の翼になっています。
このプロジェクトではホテル・飲食店・イベント・家庭などから出た使用済みの油を回収し、環境に優しいバイオ燃料「SAF(Sustainable Aviation Fuel)」にリサイクルしているのです。
レンブラントホテル海老名では2024年5月よりSDGsの取り組み一環として、ホテルから排出される廃食用油を提供し参画しているそうですよ。ホテルの宴会場やレストランから排出される使用済みの油を、国産の持続可能な航空燃料 SAF製造の原料として提供することにより、資源循環の促進に繋がるんですね。
今回はレンブラントホテル海老名の「日本料理 四季」さんの厨房内の調理油をご厚意により見せていただきました。厨房内には大きなフライヤーがあります。このフライヤー内に約20Lの油が入っているそうです。この日はちょうど天ぷらを調理されていました。
先ほど調理されていた天麩羅が揚がりました。日本料理四季ではおおよそ2日でフライヤーの油を交換するそうです。
レンブラントホテル海老名ではすでに214Lの使用済み食用油の回収をしているそうです。また今後の展望としては市内のイベントなどを通じて家庭の使用済み油の回収も計画をしているそうですよ。ホテルが中心となり、地元住民も巻き込みSDGsを行なっていく素晴らしいプロジェクトですね。SAF搭載の飛行機第1便が飛ぶ時には、レンブラントホテル海老名を思い出す事になりそうです。
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