【海老名市】ついに最終日…館内が涙と拍手に包まれた一日 イオン海老名が46年の歴史に一区切り
2026年5月17日(日)、海老名の街とともに歩んできた「イオン海老名店」が、46年の歴史に一区切りを迎え、一時閉店となりました。最終日となったこの日、館内ではファイナルイベントとセレモニーが行われ、多くの人がその最後の瞬間を見届けようと訪れていました。
最終日は多彩なステージイベントで締めくくり
館内では、海老名中学校吹奏楽部によるコンサートや、海老名小学校鼓笛隊の演奏が行われ、地域に根ざした温かいステージが次々と披露されました。どの演奏にも多くの来場者が足を止め、この場所ならではの一体感が生まれていました。

会場が一つになった「さよならコンサート」
ファイナルセレモニーでは、海老名市出身のアイドル・鈴木まりえさんによる「さよならコンサート」が開催。開催1時間前には会場が埋まるほどの人が集まり、最後のステージを見届けようとする多くの想いが伝わってきました。

コンサートでは手拍子や合いの手が自然と広がり、会場全体がひとつになるような温かい空気に包まれていました。また、鈴木まりえさんはイオンカラーでもあるピンクの衣装に、ネイルには「イオン」「サティ」「ニチイ」のマークがあしらわれていたそうで、細部からもこの場所への想いが伝わってきました。
店長から未来へ…“ほうき”に込められた想い
セレモニーでは、専門店会長や店長、従業員からの挨拶も行われました。中でも印象的だったのが、店長から未来へ託された“ほうきのバトン”です。荒天の日を除き、毎朝店舗周辺の清掃やゴミ拾いを続けてきたそのほうきが、「街への想いをつなぐバトン」として、イオン海老名駅前店の店長へ手渡されました。長年積み重ねてきた日常のひとつひとつが、この場所の歴史を支えてきたことを感じさせる、強く印象に残る場面でした。

涙と拍手に包まれた最後の挨拶
会長、店長、従業員による挨拶では、館内に温かい拍手が広がる一方で、思わず涙をぬぐう姿も見られました。それぞれの言葉に、この場所への深い愛着と感謝がにじみ出ており、聞いている側の胸にも静かに響く時間となっていました。

「ありがとうございました」花とともに見送られて
セレモニー後には、会場から出口までの通路に従業員が並び、「ありがとうございました」と声をかけながら来場者一人ひとりに花を手渡す姿が見られました。その光景はまるで、長年通い続けた場所からのやさしい見送りのようでした。

静かに迎えた最後の瞬間
セレモニー終了後にはシャッタークロージングも行われ、最後の瞬間を見届けようと多くの人がその場に残りました。ゆっくりとシャッターが下りていく光景に、「ありがとう」「待ってる」などの言葉とともに温かい拍手が広がっていました。
46年間の思い出とともに
1979年の開店以来、「ニチイ」「サティ」を経て、多くの人の日常に寄り添ってきたイオン海老名店。この日、館内に広がっていたのは別れの寂しさだけではなく、これまでの時間をともに過ごしてきた「ありがとう」の気持ちでした。

一時閉店という節目を迎えたこの場所。ここで生まれた思い出は、これからもそれぞれの中で静かに続いていくのかもしれません。これまでの思い出とともに、この場所はそれぞれの心の中で生き続けていくのではないでしょうか。

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