綾瀬市吉岡にある神崎遺跡公園。

今回は、今年で最後になる環濠の公開「環濠公開-神崎遺跡で本物の環濠を見よう-」へ見学に行ってきました。

広々とした駐車場があり、駐車場のすぐ目の前が神崎遺跡資料館。

神崎遺跡について学べるほか、横側にはお手洗いも完備されています。

公園内に立ち入ると、最初に目に入る「史跡・神崎遺跡」の石碑。

園内には芝生がひかれていて、遮るものがないためとっても見晴らしが良かったです。

そしていよいよ目的の環濠へ。

環濠へと続く道を行くと・・・

深く深く掘られた環濠。神崎遺跡公園の環濠は、幅・深さともに2mほどです。

大昔、建機もない時代に人の手でここまで深く掘られているのは本当にすごいことですね・・

見学に来た方も、入れ替わり立ち替わり、底の方を覗きこんでは感嘆をもらす声が上がっていました。

こちらの環濠(掘り)が竪穴住居のあるムラを一周するように囲み、外敵から守っていたそうです。

環濠と竪穴住居のある風景。

間近で見る竪穴住居の様子。弥生時代、この集落で人々が生活を営んでいたんだなと思うとロマンを感じますね。

公園の奥には、ゆったりと休憩できるベンチもありました。

神崎遺跡公園の環濠公開は、災害や風雨の影響から保護するため、今後埋め戻しを行う予定となっています。

見られる機会がなくなってしまうことは残念ですが、より良い形で後世に残せると良いですね。

▼公式情報はこちら▼

神崎遺跡で、最後の環濠公開を開催します（11月6日・7日）

▼場所はこちらです▼

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