【海老名市】大晦日の夜、心を静かに整える「除夜の鐘」。海源寺では今年も「除夜の鐘つき」の一般参加ができます
一年の終わりに、ゆっくりと鳴り響く鐘の音。その余韻に包まれながら、新しい年の幸せをそっと願う時間。海老名市中新田にある海源寺では、今年も一般の方が参加できる「除夜の鐘つき」が行われます。

画像はイメージです
公式Instagramによると、2025年の除夜の鐘は2025年12月31日(22:00)〜 2026年1月1日(0:30) に実施予定です。夜の冷え込みが厳しくなる時間帯のため、暖かい服装で訪れることがすすめられています。

除夜の鐘はなぜ108回?
「除夜の鐘」は、一般的には大晦日に107回つき、年が明けた瞬間に108回目をつきます。「108」という数字は、人間の煩悩の数 といわれており、鐘をつくたびに一つずつ煩悩を払っていくという意味が込められています。一年の心のほこりを払うように、静かに響く音に耳を澄ませてみるのも素敵ですね。

画像はイメージです
海源寺は「海老名郷土かるた」にも登場するお寺
海源寺は、海老名市民に親しまれる 海老名郷土かるた(め) にも登場します。
「眼がきりり 像は正時 海源寺」
ここで詠まれている 大島正時(おおしま・まさとき) は、室町時代の武将。海老名を領有した後、海源寺の開基となった人物です。正時の死後、永正2年(1505年)に坐像が造られたと伝わっており、現在のお寺にある像は 宝永7年(1710年)に造られたもの とされています。歴史の物語がそっと息づく場所で、新しい年を迎える準備ができるのも魅力ですよね。

2025年 海源寺「除夜の鐘」開催情報
● 日時:2025年12月31日(水)22:00〜2026年1月1日(木)0:30 まで
(一般の方も鐘をつけます)
● 場所:海源寺
● 参加:どなたでも参加可能
※暖かい服装でお越しください
一年の終わりに、心静かに過ごすひとときを
にぎやかな年末の中で、除夜の鐘は「静けさ」と「祈り」を思い出させてくれます。ゆっくりと響く音に合わせて、今年の出来事を振り返る時間。そして、迎える新しい年への穏やかな願い。大晦日の夜、海源寺で心がすっと整うひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
海源寺はこちら↓





